「マンションすまい・る債」住宅金融公庫住宅宅地債券(マンション修繕コース)は、マンション管理組合が積み立てている修繕積立金で公庫が発行する債券(利付10年債)を年1回定期的(最高10回)に購入することにより、修繕積立金の計画的な積立てや適切な管理をおこなうものです。

【特徴】

○安全に積立てができます。

積立金の保全

 この債券は預金保険の対象となっておりませんが、債券を保有されている管理組合は公庫法により公庫の資産から優先的に弁済を受けられる権利を有することが規定され(公庫法第27条の3第5項)、債権の保全が図られています。

債券の保護預り

積み立てた債券が盗難・火災・紛失などの事故に遭い,財産の保全に支障を来すことのないように、積立組合に代わり公庫において無料で債券が保管されます。

 

○管理組合のニーズにあわせた計画的な積立てができます。

債券の積立て

積立ては毎年1回ずつで、最高10回(=10回の範囲内で)行うことができます。

1回当たりの積立額は1口を50万円として複数口の積立てができます。

 なお、1回当たりの積立額は、毎年継続して積立てができる口数となります。
債券の利息の受取り

  積立てた債券について、満期まで毎年1回定期的に利息を受け取ることができます。

 【債券の利率】(平成15年度発行の債券の場合)

発行日からの

経過年数

1年目

2年目

3年目

4年目

5年目

6年目

7年目

8年目

9年目

10年目

支払利息の利率

0.008%

0.084%

0.163%

0.241%

0.319%

0.559%

0.691%

0.823%

0.955%

1.097%

この債券の利息については源泉課税が適用となり、所得税15%及び地方税5%の計20%を差し引いての支払いとなります。参考:平成15年度発行の債券の年平均利率 0.494%

債券の買入れ(中途換金)

共用部分の修繕工事に要する費用や、共用部分の修繕工事に係る借入金の返済に充てる等の場合には、第1回目の積立ての債券発行から1年以上経過すれば買入請求(買入れの申し出)ができます。

 その場合、元本を下回る心配はありません

 

○積立組合への特典

マンション管理情報誌をお届け
 
積立組合には、マンション管理に役立つ記事を満載した情報誌「住宅金融公庫マンション情報BOX」が年2回(3月と9月)、積立組合の代表者(理事長等)あてに頒布されます。

マンション共用部分リフォーム融資利用上の特典

積立組合が、住宅金融公庫の「マンション共用部分リフォーム融資」を利用する場合、一般の管理組合に比べ、保証料が1割程度お得になります。また、融資申込みがいつでも可能となります。

○積立てができるマンション管理組合の要件 

次の4つの要件を満たす区分所有建物である分譲マンションの管理組合であることが必要です。

なお、応募時点で満たしていない要件がある場合でも、次回に開催する集会(総会)などで要件を満たす予定であれば、この制度をご利用できます。

要件1

公庫融資を受け、共用部分の修繕工事を行うことを予定しているマンション管理組合であること。

要件2

管理規約に、次の事項が規定されていること

@      管理規約の対象となる敷地、建物、附属施設及び共用部分の範囲

A     区分所有者の管理費及び特別修繕費(修繕積立金)の納入義務

B     修繕積立金の使途範囲が、計画的修繕等に制限されていること

C     修繕積立金は、管理費と区分して経理されなければならないこと

D     管理組合の業務として、敷地、共用部分及び附属施設の修繕・変更が規定されていること

E     収支決算、収支予算、管理費等の額及び徴収方法並びに計画的修繕等に係る借入れ及び修繕積立金の取崩しが、集会の議決事項とされていること

要件3

 長期修繕計画が、次の事項に適合すること

@      計画期間が20年以上(ただし、計画作成年が平成6年以前のものについては15年以上)であること

A      計画において、原則として、外壁補修、屋根補修、給水管及び排水管の補修工事に係る修繕予定時期及び予定工事金額が明記されていること

要件4

 応募を行う年度の収支予算において、修繕積立金の一戸当たりの平均月額が、建物の竣工からの経過時期に応じて、下表の金額以上積み立てられることになっていること

経過期間
(築年数)

平均月額

平均専有面積(※)55m2以上

平均専有面積(※)55m2未満

5年未満

6,000円

5,700円

5年以上10年未満

7,000円

6,650円

10年以上17年未満

9,000円

8,550円

17年以上

10,000円

9,500円

※平均専有面積とは、管理規約(対象物件の範囲に記された住宅の専有部分の面積)又は設計図書等における住宅部分の専有面積(非住宅部分の面積を除く)を当該マンションの住戸数で割った面積のことです。

募集時期・募集口数

募集時期・募集口数は、決まり次第ホームページ、新聞広告などで公表されます。
  ※ 参考:平成15年度募集期間 平成15年7月22日〜平成15年10月14日
       平成15年度募集口数 90,000口(1口は50万円)

応募方法

 住宅債券募集センターもしくはお近くの公庫支店から、「マンションすまい・る債のご案内(積立申込書付き)」をお取り寄せください。インターネットからの資料請求も可能となる予定です。

応募の単位

応募の単位は1組合で1つの応募となりますが、複数棟で構成する管理組合で、修繕積立金を棟ごとに区分経理している場合は棟ごとに応募することもできます。

積立てを行うマンション管理組合の選定など

応募書類の審査・確認後、積立てができる管理組合を選定し、募集口数を超える応募があった場合は抽せんとなります。